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[ja] update docs/concepts/extend-kubernetes/api-extension/custom-resources.md
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Kubernetes Prow Robot
2020-06-22 04:04:39 -07:00
committed by GitHub
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title: カスタムリソース
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カスタムリソースそれ自身は、単純に構造化データを格納、取り出す機能を提供します。カスタムリソースを *カスタムコントローラー* と組み合わせることで、カスタムリソースは真の _宣言的API_ を提供します。
[宣言的API](/ja/docs/concepts/overview/working-with-objects/kubernetes-objects/#kubernetesオブジェクトを理解する)は、リソースのあるべき状態を _宣言_ または指定することを可能にし、Kubernetesオブジェクトの現在の状態を、あるべき状態に同期し続けるように動きます。
[宣言的API](/ja/docs/concepts/overview/kubernetes-api/)は、リソースのあるべき状態を _宣言_ または指定することを可能にし、Kubernetesオブジェクトの現在の状態を、あるべき状態に同期し続けるように動きます。
コントローラーは、構造化データをユーザーが指定したあるべき状態と解釈し、その状態を管理し続けます。
稼働しているクラスターのライフサイクルとは無関係に、カスタムコントローラーをデプロイ、更新することが可能です。カスタムコントローラーはあらゆるリソースと連携できますが、カスタムリソースと組み合わせると特に効果を発揮します。[オペレーターパターン](https://coreos.com/blog/introducing-operators.html)は、カスタムリソースとカスタムコントローラーの組み合わせです。カスタムコントローラーにより、特定アプリケーションのドメイン知識を、Kubernetes APIの拡張に変換することができます。
@@ -108,6 +108,7 @@ CRDでは、APIサーバーの追加なしに、ユーザーが新しい種類
## CustomResourceDefinition
[CustomResourceDefinition](/docs/tasks/access-kubernetes-api/custom-resources/custom-resource-definitions/)APIリソースは、カスタムリソースを定義します。CRDオブジェクトを定義することで、指定した名前、スキーマで新しいカスタムリソースが作成されます。Kubernetes APIは、作成したカスタムリソースのストレージを提供、および処理します。
CRDオブジェクトの名前は[DNSサブドメイン名](/ja/docs/concepts/overview/working-with-objects/names/#dns-subdomain-names)に従わなければなりません。
これはカスタムリソースを処理するために、独自のAPIサーバーを書くことから解放してくれますが、一般的な性質として[APIサーバーアグリゲーション](#APIサーバーアグリゲーション)と比べると、柔軟性に欠けます。
@@ -115,7 +116,7 @@ CRDでは、APIサーバーの追加なしに、ユーザーが新しい種類
## APIサーバーアグリゲーション
通常、Kubernetes APIの各リソースは、RESTリクエストとオブジェクトの永続的なストレージを管理するためのコードが必要です。メインのKubernetes APIサーバーは *Pod**Service* のようなビルトインのリソースを処理し、また[CRD](#customresourcedefinition)を通じて同じ方法でカスタムリソースも管理できます。
通常、Kubernetes APIの各リソースは、RESTリクエストとオブジェクトの永続的なストレージを管理するためのコードが必要です。メインのKubernetes APIサーバーは *Pod**Service* のようなビルトインのリソースを処理し、またカスタムリソースも[CRD](#customresourcedefinition)を通じて同じように管理することができます。
[アグリゲーションレイヤー](/ja/docs/concepts/extend-kubernetes/api-extension/apiserver-aggregation/)は、独自のスタンドアローンAPIサーバーを書き、デプロイすることで、カスタムリソースに特化した実装の提供を可能にします。メインのAPIサーバーが、処理したいカスタムリソースへのリクエストを委譲することで、他のクライアントからも利用できるようにします。
@@ -134,7 +135,7 @@ CRDは、アグリゲートAPIと比べ、簡単に作れます。
| CRD | アグリゲートAPI |
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| プログラミングが不要で、ユーザーはCRDコントローラーとしてどの言語でも選択可能 | Go言語でプログラミングし、バイナリとイメージの作成が必要。ユーザーはCRDコントローラーとしてどの言語でも選択可能 |
| プログラミングが不要で、ユーザーはCRDコントローラーとしてどの言語でも選択可能 | Go言語でプログラミングし、バイナリとイメージの作成が必要 |
| 追加のサービスは不要。カスタムリソースはAPIサーバーで処理される | 追加のサービス作成が必要で、障害が発生する可能性がある |
| CRDが作成されると、継続的なサポートは無い。バグ修正は通常のKubernetesマスターのアップグレードで行われる | 定期的にアップストリームからバグ修正の取り込み、リビルド、そしてアグリゲートAPIサーバーの更新が必要かもしれない |
| 複数バージョンのAPI管理は不要。例えば、あるリソースを操作するクライアントを管理していた場合、APIのアップグレードと一緒に更新される | 複数バージョンのAPIを管理しなければならない。例えば、世界中に共有されている拡張機能を開発している場合 |
@@ -146,12 +147,12 @@ CRDは、アグリゲートAPIと比べ、簡単に作れます。
| 機能 | 詳細 | CRD | アグリゲートAPI |
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| バリデーション | エラーを予防し、クライアントと無関係にAPIを発達させることができるようになる。これらの機能は多数のクライアントがおり、同時に全てを更新できないときに最も効果を発揮する | はい、ほとんどのバリデーションは[OpenAPI v3.0 validation](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/#validation)で、CRDに指定できる。その他のバリデーションは[Webhookのバリデーション](/docs/reference/access-authn-authz/admission-controllers/#validatingadmissionwebhook-alpha-in-1-8-beta-in-1-9)によりサポートされている | はい、任意のバリデーションが可能 |
| デフォルト設定 | 上記を参照 | はい、[OpenAPI v3.0 validation](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/#defaulting)の`default`キーワード(1.16でベータ)、または[Mutating Webhook](/docs/reference/access-authn-authz/admission-controllers/#mutatingadmissionwebhook-beta-in-1-9)を通じて可能 | はい |
| デフォルト設定 | 上記を参照 | はい、[OpenAPI v3.0 validation](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/#defaulting)の`default`キーワード(1.17でGA)、または[Mutating Webhook](/docs/reference/access-authn-authz/admission-controllers/#mutatingadmissionwebhook)を通じて可能 (ただし、この方法は古いオブジェクトをetcdから読み込む場合には動きません) | はい |
| 複数バージョニング | 同じオブジェクトを、違うAPIバージョンで利用可能にする。フィールドの名前を変更するなどのAPIの変更を簡単に行うのに役立つ。クライアントのバージョンを管理する場合、重要性は下がる | [はい](/docs/tasks/access-kubernetes-api/custom-resources/custom-resource-definition-versioning) | はい |
| カスタムストレージ | 異なる性能のストレージが必要な場合(例えば、キーバリューストアの代わりに時系列データベース)または、セキュリティの分離(例えば、機密情報の暗号化、その他)| いいえ | はい |
| カスタムビジネスロジック | オブジェクトが作成、読み込み、更新、また削除されるときに任意のチェック、アクションを実行する| はい、[Webhooks](/docs/reference/access-authn-authz/extensible-admission-controllers/#admission-webhooks)を利用 | はい |
| サブリソースのスケール | HorizontalPodAutoscalerやPodDisruptionBudgetなどのシステムが、新しいリソースと連携できるようにする | [はい](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/#scale-subresource) | はい |
| サブリソースの状態 | <ul><li>より詳細なアクセスコントロール: ユーザーがspecセクションに書き込み、コントローラーがstatusセクションに書き込む</li><li>カスタムリソースのデータ変換時にオブジェクトの世代を上げられるようにする(リソースspecとstatusでセクションが分離している必要がある)</li></ul> | [はい](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/#status-subresource) | はい |
| サブリソースの状態 | ユーザーがspecセクションに書き込み、コントローラーがstatusセクションに書き込む際に、より詳細なアクセスコントロールができるようにする。カスタムリソースのデータ変換時にオブジェクトの世代を上げられるようにする(リソース内のspecとstatusでセクションが分離している必要がある) | [はい](/docs/tasks/access-kubernetes-api/extend-api-custom-resource-definitions/#status-subresource) | はい |
| その他のサブリソース | "logs"や"exec"のような、CRUD以外の処理の追加 | いいえ | はい |
| strategic-merge-patch |`Content-Type: application/strategic-merge-patch+json`で、PATCHをサポートする新しいエンドポイント。ローカル、サーバー、どちらでも更新されうるオブジェクトに有用。さらなる情報は["APIオブジェクトをkubectl patchで決まった場所で更新"](/docs/tasks/run-application/update-api-object-kubectl-patch/)を参照 | いいえ | はい |
| プロトコルバッファ | プロトコルバッファを使用するクライアントをサポートする新しいリソース | いいえ | はい |
@@ -174,7 +175,7 @@ CRD、またはアグリゲートAPI、どちらを使ってカスタムリソ
| ファイナライザー | 外部リソースの削除が終わるまで、拡張リソースの削除をブロック |
| Admission Webhooks | 拡張リソースの作成/更新/削除処理時に、デフォルト値の設定、バリデーションを実施 |
| UI/CLI 表示 | kubectl、ダッシュボードで拡張リソースを表示 |
| 未設定 vs 空設定 | クライアントは、フィールドの未設定とゼロ値を区別することができる |
| 未設定 空設定 | クライアントは、フィールドの未設定とゼロ値を区別することができる |
| クライアントライブラリーの生成 | Kubernetesは、一般的なクライアントライブラリーと、タイプ固有のクライアントライブラリーを生成するツールを提供 |
| ラベルとアノテーション | ツールがコアリソースとカスタムリソースの編集方法を知っているオブジェクト間で、共通のメタデータを提供 |
@@ -220,5 +221,3 @@ Kubernetesの[クライアントライブラリー](/docs/reference/using-api/cl
* [Kubernetes APIをアグリゲーションレイヤーで拡張する方法](/ja/docs/concepts/extend-kubernetes/api-extension/apiserver-aggregation/)について学ぶ
* [Kubernetes APIをCustomResourceDefinitionで拡張する方法](/docs/tasks/access-kubernetes-api/custom-resources/custom-resource-definitions/)について学ぶ