Merge upstream work for release-1.19

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inductor
2021-05-26 10:16:04 +00:00
parent d0903bdfa0
commit c60df272cb
178 changed files with 6179 additions and 4158 deletions
@@ -11,7 +11,7 @@ weight: 20
<!-- overview -->
このドキュメントではKubernetesの`PersistentVolume`について説明します。[ボリューム](/docs/concepts/storage/volumes/)を一読することをおすすめします。
このドキュメントではKubernetesの _PersistentVolume_ について説明します。[ボリューム](/docs/concepts/storage/volumes/)を一読することをおすすめします。
@@ -20,13 +20,13 @@ weight: 20
## 概要
ストレージを管理することはインスタンスを管理することとは全くの別物です。`PersistentVolume`サブシステムは、ストレージが何から提供されているか、どのように消費されているかをユーザーと管理者から抽象化するAPIを提供します。これを実現するための`PersistentVolume``PersistentVolumeClaim`という2つの新しいAPIリソースを紹介します。
ストレージを管理することはインスタンスを管理することとは全くの別物です。PersistentVolumeサブシステムは、ストレージが何から提供されているか、どのように消費されているかをユーザーと管理者から抽象化するAPIを提供します。これを実現するためのPersistentVolumePersistentVolumeClaimという2つの新しいAPIリソースを紹介します。
`PersistentVolume`(PV)は[ストレージクラス](/docs/concepts/storage/storage-classes/)を使って管理者もしくは動的にプロビジョニングされるクラスターのストレージの一部です。これはNodeと同じようにクラスターリソースの一部です。PVはVolumeのようなボリュームプラグインですが、PVを使う個別のPodとは独立したライフサイクルを持っています。このAPIオブジェクトはNFS、iSCSIやクラウドプロバイダー固有のストレージシステムの実装の詳細を捕捉します。
_PersistentVolume_ (PV)は[ストレージクラス](/docs/concepts/storage/storage-classes/)を使って管理者もしくは動的にプロビジョニングされるクラスターのストレージの一部です。これはNodeと同じようにクラスターリソースの一部です。PVはVolumeのようなボリュームプラグインですが、PVを使う個別のPodとは独立したライフサイクルを持っています。このAPIオブジェクトはNFS、iSCSIやクラウドプロバイダー固有のストレージシステムの実装の詳細を捕捉します。
`PersistentVolumeClaim`(PVC)はユーザーによって要求されるストレージです。これはPodと似ています。PodはNodeリソースを消費し、PVCはPVリソースを消費します。Podは特定レベルのCPUとメモリーリソースを要求することができます。クレームは特定のサイズやアクセスモード(例えば、1ノードからのみ読み書きマウントができるモードや、複数ノードから読み込み専用マウントできるモードなどです)を要求することができます。
_PersistentVolumeClaim_ (PVC)はユーザーによって要求されるストレージです。これはPodと似ています。PodはNodeリソースを消費し、PVCはPVリソースを消費します。Podは特定レベルのCPUとメモリーリソースを要求することができます。クレームは特定のサイズやアクセスモード(例えば、ReadWriteOnce、ReadOnlyMany、ReadWriteManyにマウントできます。詳しくは[アクセスモード](#access-modes)を参照してください)を要求することができます。
`PersistentVolumeClaim`はユーザーに抽象化されたストレージリソースの消費を許可する一方、ユーザーは色々な問題に対処するためにパフォーマンスといった様々なプロパティを持った`PersistentVolume`を必要とすることは一般的なことです。クラスター管理者はユーザーに様々なボリュームがどのように実装されているかを表に出すことなく、サイズやアクセスモードだけではない色々な点で異なった、様々な`PersistentVolume`を提供できる必要があります。これらのニーズに応えるために`StorageClass`リソースがあります。
PersistentVolumeClaimはユーザーに抽象化されたストレージリソースの消費を許可する一方、ユーザーは色々な問題に対処するためにパフォーマンスといった様々なプロパティを持ったPersistentVolumeを必要とすることは一般的なことです。クラスター管理者はユーザーに様々なボリュームがどのように実装されているかを表に出すことなく、サイズやアクセスモードだけではない色々な点で異なった、様々なPersistentVolumeを提供できる必要があります。これらのニーズに応えるために _StorageClass_ リソースがあります。
[実例を含む詳細なチュートリアル](/docs/tasks/configure-pod-container/configure-persistent-volume-storage/)を参照して下さい。
@@ -45,8 +45,8 @@ PVは静的か動的どちらかでプロビジョニングされます。
#### 動的
ユーザーの`PersistentVolumeClaim`が管理者の作成したいずれの静的PVにも一致しない場合、クラスターはPVC用にボリュームを動的にプロビジョニングしようとする場合があります。
このプロビジョニングは`StorageClass`に基づいています。PVCは[ストレージクラス](/docs/concepts/storage/storage-classes/)の要求が必要であり、管理者は動的プロビジョニングを行うためにストレージクラスの作成・設定が必要です。ストレージクラスを""にしたストレージ要求は、自身の動的プロビジョニングを事実上無効にします。
ユーザーのPersistentVolumeClaimが管理者の作成したいずれの静的PVにも一致しない場合、クラスターはPVC用にボリュームを動的にプロビジョニングしようとする場合があります。
このプロビジョニングはStorageClassに基づいています。PVCは[ストレージクラス](/docs/concepts/storage/storage-classes/)の要求が必要であり、管理者は動的プロビジョニングを行うためにストレージクラスの作成・設定が必要です。ストレージクラスを""にしたストレージ要求は、自身の動的プロビジョニングを事実上無効にします。
ストレージクラスに基づいたストレージの動的プロビジョニングを有効化するには、クラスター管理者が`DefaultStorageClass`[アドミッションコントローラー](/docs/reference/access-authn-authz/admission-controllers/#defaultstorageclass)をAPIサーバーで有効化する必要があります。
これは例えば、`DefaultStorageClass`がAPIサーバーコンポーネントの`--enable-admission-plugins`フラグのコンマ区切りの順序付きリストの中に含まれているかで確認できます。
@@ -114,19 +114,19 @@ Events: <none>
### 再クレーム
ユーザーは、ボリュームの使用が完了したら、リソースの再クレームを許可するAPIからPVCオブジェクトを削除できます。`PersistentVolume`の再クレームポリシーはそのクレームが解放された後のボリュームの処理をクラスターに指示します。現在、ボリュームは保持、リサイクル、または削除できます。
ユーザーは、ボリュームの使用が完了したら、リソースの再クレームを許可するAPIからPVCオブジェクトを削除できます。PersistentVolumeの再クレームポリシーはそのクレームが解放された後のボリュームの処理をクラスターに指示します。現在、ボリュームは保持、リサイクル、または削除できます。
#### 保持
`Retain`という再クレームポリシーはリソースを手動で再クレームすることができます。`PersistentVolumeClaim`が削除される時、`PersistentVolume`は依然として存在はしますが、ボリュームは解放済みです。ただし、以前のクレームデータはボリューム上に残っているため、別のクレームにはまだ使用できません。管理者は次の手順でボリュームを手動で再クレームできます。
`Retain`という再クレームポリシーはリソースを手動で再クレームすることができます。PersistentVolumeClaimが削除される時、PersistentVolumeは依然として存在はしますが、ボリュームは解放済みです。ただし、以前のクレームデータはボリューム上に残っているため、別のクレームにはまだ使用できません。管理者は次の手順でボリュームを手動で再クレームできます。
1. `PersistentVolume`を削除します。PVが削除された後も、外部インフラストラクチャー(AWS EBS、GCE PD、Azure Disk、Cinderボリュームなど)に関連付けられたストレージアセットは依然として残ります。
1. PersistentVolumeを削除します。PVが削除された後も、外部インフラストラクチャー(AWS EBS、GCE PD、Azure Disk、Cinderボリュームなど)に関連付けられたストレージアセットは依然として残ります。
1. ストレージアセットに関連するのデータを手動で適切にクリーンアップします。
1. 関連するストレージアセットを手動で削除するか、同じストレージアセットを再利用したい場合、新しいストレージアセット定義と共に`PersistentVolume`を作成します。
1. 関連するストレージアセットを手動で削除するか、同じストレージアセットを再利用したい場合、新しいストレージアセット定義と共にPersistentVolumeを作成します。
#### 削除
`Delete`再クレームポリシーをサポートするボリュームプラグインの場合、削除すると`PersistentVolume`オブジェクトがKubernetesから削除されるだけでなく、AWS EBS、GCE PD、Azure Disk、Cinderボリュームなどの外部インフラストラクチャーの関連ストレージアセットも削除されます。動的にプロビジョニングされたボリュームは、[`StorageClass`の再クレームポリシー](#reclaim-policy)を継承します。これはデフォルトで削除です。管理者は、ユーザーの需要に応じて`StorageClass`を構成する必要があります。そうでない場合、PVは作成後に編集またはパッチを適用する必要があります。[PersistentVolumeの再クレームポリシーの変更](/docs/tasks/administer-cluster/change-pv-reclaim-policy/)を参照してください。
`Delete`再クレームポリシーをサポートするボリュームプラグインの場合、削除するとPersistentVolumeオブジェクトがKubernetesから削除されるだけでなく、AWS EBS、GCE PD、Azure Disk、Cinderボリュームなどの外部インフラストラクチャーの関連ストレージアセットも削除されます。動的にプロビジョニングされたボリュームは、[StorageClassの再クレームポリシー](#reclaim-policy)を継承します。これはデフォルトで削除です。管理者は、ユーザーの需要に応じてStorageClassを構成する必要があります。そうでない場合、PVは作成後に編集またはパッチを適用する必要があります。[PersistentVolumeの再クレームポリシーの変更](/docs/tasks/administer-cluster/change-pv-reclaim-policy/)を参照してください。
#### リサイクル
@@ -136,7 +136,9 @@ Events: <none>
基盤となるボリュームプラグインでサポートされている場合、`Recycle`再クレームポリシーはボリュームに対して基本的な削除(`rm -rf /thevolume/*`)を実行し、新しいクレームに対して再び利用できるようにします。
管理者は[こちら](/docs/admin/kube-controller-manager/)で説明するように、Kubernetesコントローラーマネージャーのコマンドライン引数を使用して、カスタムリサイクラーPodテンプレートを構成できます。カスタムリサイクラーPodテンプレートには、次の例に示すように、`volumes`仕様が含まれている必要があります。
管理者は[reference](/docs/reference/command-line-tools-reference/kube-controller-manager/)で説明するように、Kubernetesコントローラーマネージャーのコマンドライン引数を使用して、カスタムリサイクラーPodテンプレートを構成できます。カスタムリサイクラーPodテンプレートには、次の例に示すように、`volumes`仕様が含まれている必要があります。
```yaml
apiVersion: v1
@@ -194,7 +196,7 @@ parameters:
allowVolumeExpansion: true
```
PVCに対してさらに大きなボリュームを要求するには、PVCオブジェクトを編集してより大きなサイズを指定します。これにより`PersistentVolume`を受け持つ基盤にボリュームの拡大がトリガーされます。クレームを満たすため新しく`PersistentVolume`が作成されることはありません。代わりに既存のボリュームがリサイズされます。
PVCに対してさらに大きなボリュームを要求するには、PVCオブジェクトを編集してより大きなサイズを指定します。これによりPersistentVolumeを受け持つ基盤にボリュームの拡大がトリガーされます。クレームを満たすため新しくPersistentVolumeが作成されることはありません。代わりに既存のボリュームがリサイズされます。
#### CSIボリュームの拡張
@@ -231,10 +233,19 @@ FlexVolumeのリサイズは、基盤となるドライバーがリサイズを
EBSの拡張は時間がかかる操作です。また変更は、ボリュームごとに6時間に1回までというクォータもあります。
{{< /note >}}
#### ボリューム拡張時の障害からの復旧
基盤ストレージの拡張に失敗した際には、クラスターの管理者はPersistent Volume Claim (PVC)の状態を手動で復旧し、リサイズ要求をキャンセルします。それをしない限り、リサイズ要求は管理者の介入なしにコントローラーによって継続的に再試行されます。
1. PersistentVolumeClaim(PVC)にバインドされているPersistentVolume(PV)を`Retain`再クレームポリシーとしてマークします。
2. PVCを削除します。PVは`Retain`再クレームポリシーを持っているため、PVCを再び作成したときにいかなるデータも失うことはありません。
3. `claimRef`エントリーをPVスペックから削除して、新しいPVCがそれにバインドできるようにします。これによりPVは`Available`になります。
4. PVより小さいサイズでPVCを再作成し、PVCの`volumeName`フィールドをPVの名前に設定します。これにより新しいPVCを既存のPVにバインドします。
5. PVを再クレームポリシーを復旧することを忘れずに行ってください。
## 永続ボリュームの種類
`PersistentVolume`の種類はプラグインとして実装されます。Kubernetesは現在次のプラグインに対応しています。
PersistentVolumeの種類はプラグインとして実装されます。Kubernetesは現在次のプラグインに対応しています。
* GCEPersistentDisk
* AWSElasticBlockStore
@@ -297,13 +308,22 @@ spec:
### ボリュームモード
{{< feature-state for_k8s_version="v1.13" state="beta" >}}
{{< feature-state for_k8s_version="v1.18" state="stable" >}}
Kubernetes 1.9より前は、すべてのボリュームプラグインが永続ボリュームにファイルシステムを作成していました。現在はRawブロックデバイスを使うために`volumeMode`の値を`block`に設定するか、ファイルシステムを使うために`filesystem`を設定できます。値が省略された場合のデフォルトは`filesystem`です。これはオプションのAPIパラメーターです。
KubernetesはPersistentVolumesの2つの`volumeModes`をサポートしています: `Filesystem`と`Block`です。
`volumeMode`は任意のAPIパラメーターです。
`Filesystem`は`volumeMode`パラメーターが省略されたときに使用されるデフォルトのモードです。
`volumeMode: Filesystem`であるボリュームはPodに*マウント*されてディレクトリになります。 ボリュームがブロックデバイスでデバイスが空の時、Kubernetesは初めてそれにマウントされる前にデバイスのファイルシステムを作成します。
`volumeMode`の値を`Block`に設定してボリュームをRAWブロックデバイスとして使用します。
このようなボリュームは、ファイルシステムを持たないブロックデバイスとしてPodに提示されます。
このモードは、Podとボリュームの間のファイルシステムレイヤなしにボリュームにアクセスする可能な限り最速の方法をPodに提供するのに便利です。一方で、Pod上で実行しているアプリケーションはRAWブロックデバイスの扱い方を知っていなければなりません。
Pod内で`volumeMode: Block`とともにボリュームを使用する例としては、[Raw Block Volume Support](#raw-block-volume-support)を参照してください。
### アクセスモード
`PersistentVolume`は、リソースプロバイダーがサポートする方法でホストにマウントできます。次の表に示すように、プロバイダーにはさまざまな機能があり、各PVのアクセスモードは、その特定のボリュームでサポートされる特定のモードに設定されます。たとえば、NFSは複数の読み取り/書き込みクライアントをサポートできますが、特定のNFSのPVはサーバー上で読み取り専用としてエクスポートされる場合があります。各PVは、その特定のPVの機能を記述する独自のアクセスモードのセットを取得します。
PersistentVolumeは、リソースプロバイダーがサポートする方法でホストにマウントできます。次の表に示すように、プロバイダーにはさまざまな機能があり、各PVのアクセスモードは、その特定のボリュームでサポートされる特定のモードに設定されます。たとえば、NFSは複数の読み取り/書き込みクライアントをサポートできますが、特定のNFSのPVはサーバー上で読み取り専用としてエクスポートされる場合があります。各PVは、その特定のPVの機能を記述する独自のアクセスモードのセットを取得します。
アクセスモードは次の通りです。
@@ -476,7 +496,7 @@ PVCが`selector`を要求することに加えて`StorageClass`を指定する
## ボリュームとしてのクレーム
Podは、クレームをボリュームとして使用してストレージにアクセスします。クレームは、そのクレームを使用するPodと同じ名前空間に存在する必要があります。クラスターは、Podの名前空間でクレームを見つけ、それを使用してクレームを支援している`PersistentVolume`を取得します。次に、ボリュームがホストとPodにマウントされます。
Podは、クレームをボリュームとして使用してストレージにアクセスします。クレームは、そのクレームを使用するPodと同じ名前空間に存在する必要があります。クラスターは、Podの名前空間でクレームを見つけ、それを使用してクレームを支援しているPersistentVolumeを取得します。次に、ボリュームがホストとPodにマウントされます。
```yaml
apiVersion: v1
@@ -498,29 +518,26 @@ spec:
### 名前空間に関する注意
`PersistentVolume`バインドは排他的であり、`PersistentVolumeClaim`は名前空間オブジェクトであるため、"多"モード(`ROX`、`RWX`)でクレームをマウントすることは1つの名前空間内でのみ可能です。
PersistentVolumeバインドは排他的であり、PersistentVolumeClaimは名前空間オブジェクトであるため、"多"モード(`ROX`、`RWX`)でクレームをマウントすることは1つの名前空間内でのみ可能です。
## Rawブロックボリュームのサポート
{{< feature-state for_k8s_version="v1.13" state="beta" >}}
{{< feature-state for_k8s_version="v1.18" state="stable" >}}
次のボリュームプラグインは、必要に応じて動的プロビジョニングを含むrawブロックボリュームをサポートします。
* AWSElasticBlockStore
* AzureDisk
* CSI
* FC (Fibre Channel)
* GCEPersistentDisk
* iSCSI
* Local volume
* OpenStack Cinder
* RBD (Ceph Block Device)
* VsphereVolume (alpha)
* VsphereVolume
{{< note >}}
Kubernetes 1.9では、FCおよびiSCSIボリュームのみがrawブロックボリュームをサポートしていました。
追加のプラグインのサポートは1.10で追加されました。
{{< /note >}}
### Rawブロックボリュームを使用した永続ボリューム
### Rawブロックボリュームを使用した永続ボリューム {#persistent-volume-using-a-raw-block-volume}
```yaml
apiVersion: v1
@@ -584,7 +601,7 @@ Podにrawブロックデバイスを追加する場合は、マウントパス
### ブロックボリュームのバインド
ユーザーが`PersistentVolumeClaim`specの`volumeMode`フィールドを使用してrawブロックボリュームの要求を示す場合、バインディングルールは、このモードをspecの一部として考慮しなかった以前のリリースとわずかに異なります。表にリストされているのは、ユーザーと管理者がrawブロックデバイスを要求するために指定可能な組み合わせの表です。この表は、ボリュームがバインドされるか、組み合わせが与えられないかを示します。静的にプロビジョニングされたボリュームのボリュームバインディングマトリクスはこちらです。
ユーザーがPersistentVolumeClaim specの`volumeMode`フィールドを使用してrawブロックボリュームの要求を示す場合、バインディングルールは、このモードをspecの一部として考慮しなかった以前のリリースとわずかに異なります。表にリストされているのは、ユーザーと管理者がrawブロックデバイスを要求するために指定可能な組み合わせの表です。この表は、ボリュームがバインドされるか、組み合わせが与えられないかを示します。静的にプロビジョニングされたボリュームのボリュームバインディングマトリクスはこちらです。
| PVボリュームモード | PVCボリュームモード | 結果 |
| -------------------|:-------------------:| ------------:|
@@ -610,7 +627,7 @@ Podにrawブロックデバイスを追加する場合は、マウントパス
ボリュームスナップショットのデータソースからボリュームを復元する機能を有効にするには、apiserverおよびcontroller-managerで`VolumeSnapshotDataSource`フィーチャーゲートを有効にします。
### ボリュームスナップショットから永続ボリュームクレームを作成する
### ボリュームスナップショットから永続ボリュームクレームを作成する {#create-persistent-volume-claim-from-volume-snapshot}
```yaml
apiVersion: v1
@@ -632,13 +649,11 @@ spec:
## ボリュームの複製
{{< feature-state for_k8s_version="v1.16" state="beta" >}}
ボリュームの複製機能は、CSIボリュームプラグインのみをサポートするために追加されました。詳細については、[ボリュームの複製](/ja/docs/concepts/storage/volume-pvc-datasource/)を参照してください。
[ボリュームの複製](/ja/docs/concepts/storage/volume-pvc-datasource/)はCSIボリュームプラグインにのみ利用可能です。
PVCデータソースからのボリューム複製機能を有効にするには、apiserverおよびcontroller-managerで`VolumeSnapshotDataSource`フィーチャーゲートを有効にします。
### 既存のPVCからの永続ボリュームクレーム作成
### 既存のPVCからの永続ボリュームクレーム作成 {#create-persistent-volume-claim-from-an-existing-pvc}
```yaml
apiVersion: v1
@@ -664,7 +679,7 @@ spec:
- 構成にPersistentVolumeClaimオブジェクトを含める(DeploymentやConfigMapと共に)
- ユーザーが設定をインスタンス化する際にPersistentVolumeを作成する権限がない場合があるため、設定にPersistentVolumeオブジェクトを含めない。
- テンプレートをインスタンス化する時にストレージクラス名を指定する選択肢をユーザーに与える
- ユーザーがストレージクラス名を指定する場合、`persistentVolumeClaim.storageClassName`フィールドにその値を入力する。これにより、クラスターが管理者によって有効にされたストレージクラスを持っている場合、PVCは正しいストレージクラスと一致する。
- ユーザーがストレージクラス名を指定する場合、persistentVolumeClaim.storageClassName フィールドにその値を入力する。これにより、クラスターが管理者によって有効にされたストレージクラスを持っている場合、PVCは正しいストレージクラスと一致する。
- ユーザーがストレージクラス名を指定しない場合、`persistentVolumeClaim.storageClassName`フィールドはnilのままにする。これにより、PVはユーザーにクラスターのデフォルトストレージクラスで自動的にプロビジョニングされる。多くのクラスター環境ではデフォルトのストレージクラスがインストールされているが、管理者は独自のデフォルトストレージクラスを作成することができる。
- ツールがPVCを監視し、しばらくしてもバインドされないことをユーザーに表示する。これはクラスターが動的ストレージをサポートしない(この場合ユーザーは対応するPVを作成するべき)、もしくはクラスターがストレージシステムを持っていない(この場合ユーザーはPVCを必要とする設定をデプロイできない)可能性があることを示す。
@@ -0,0 +1,81 @@
---
title: ストレージ容量
content_type: concept
weight: 45
---
<!-- overview -->
ストレージ容量は、Podが実行されるノードごとに制限があったり、大きさが異なる可能性があります。たとえば、NASがすべてのノードからはアクセスできなかったり、初めからストレージがノードローカルでしか利用できない可能性があります。
{{< feature-state for_k8s_version="v1.19" state="alpha" >}}
このページでは、Kubernetesがストレージ容量を追跡し続ける方法と、スケジューラーがその情報を利用して、残りの未作成のボリュームのために十分なストレージ容量へアクセスできるノード上にどのようにPodをスケジューリングするかについて説明します。もしストレージ容量の追跡がなければ、スケジューラーは、ボリュームをプロビジョニングするために十分な容量のないノードを選択してしまい、スケジューリングの再試行が複数回行われてしまう恐れがあります。
ストレージ容量の追跡は、{{< glossary_tooltip text="Container Storage Interface" term_id="csi" >}}(CSI)向けにサポートされており、CSIドライバーのインストール時に[有効にする必要があります](#enabling-storage-capacity-tracking)。
<!-- body -->
## API
この機能には、以下の2つのAPI拡張があります。
- [CSIStorageCapacity](/docs/reference/generated/kubernetes-api/{{< param "version" >}}/#csistoragecapacity-v1alpha1-storage-k8s-io)オブジェクト: このオブジェクトは、CSIドライバーがインストールされた名前空間に生成されます。各オブジェクトには1つのストレージクラスに対する容量の情報が含まれ、そのストレージに対してどのノードがアクセス権を持つかが定められています。
- [`CSIDriverSpec.StorageCapacity`フィールド](/docs/reference/generated/kubernetes-api/{{< param "version" >}}/#csidriverspec-v1-storage-k8s-io): `true`に設定すると、Kubernetesのスケジューラーが、CSIドライバーを使用するボリュームに対してストレージ容量を考慮するようになります。
## スケジューリング
ストレージ容量の情報がKubernetesのスケジューラーで利用されるのは、以下のすべての条件を満たす場合です。
- `CSIStorageCapacity`フィーチャーゲートがtrueである
- Podがまだ作成されていないボリュームを使用する時
- そのボリュームが、CSIドライバーを参照し、[volume binding mode](/docs/concepts/storage/storage-classes/#volume-binding-mode)に`WaitForFirstConsumer`を使う{{< glossary_tooltip text="StorageClass" term_id="storage-class" >}}を使用している
- ドライバーに対する`CSIDriver`オブジェクトの`StorageCapacity`がtrueに設定されている
その場合、スケジューラーはPodに対して、十分なストレージ容量が利用できるノードだけを考慮するようになります。このチェックは非常に単純で、ボリュームのサイズと、`CSIStorageCapacity`オブジェクトに一覧された容量を、ノードを含むトポロジーで比較するだけです。
volume binding modeが`Immediate`のボリュームの場合、ストレージドライバーはボリュームを使用するPodとは関係なく、ボリュームを作成する場所を決定します。次に、スケジューラーはボリュームが作成された後、Podをボリュームが利用できるノードにスケジューリングします。
[CSI ephemeral volumes](/docs/concepts/storage/volumes/#csi)の場合、スケジューリングは常にストレージ容量を考慮せずに行われます。このような動作になっているのは、このボリュームタイプはノードローカルな特別なCSIドライバーでのみ使用され、そこでは特に大きなリソースが必要になることはない、という想定に基づいています。
## 再スケジューリング
`WaitForFirstConsumer`ボリュームがあるPodに対してノードが選択された場合は、その決定はまだ一時的なものです。次のステップで、CSIストレージドライバーに対して、選択されたノード上でボリュームが利用可能になることが予定されているというヒントを使用してボリュームの作成を要求します。
Kubernetesは古い容量の情報をもとにノードを選択する場合があるため、実際にはボリュームが作成できないという可能性が存在します。その場合、ノードの選択がリセットされ、KubernetesスケジューラーはPodに割り当てるノードを再び探します。
## 制限
ストレージ容量を追跡することで、1回目の試行でスケジューリングが成功する可能性が高くなります。しかし、スケジューラーは潜在的に古い情報に基づいて決定を行う可能性があるため、成功を保証することはできません。通常、ストレージ容量の情報が存在しないスケジューリングと同様のリトライの仕組みによって、スケジューリングの失敗に対処します。
スケジューリングが永続的に失敗する状況の1つは、Podが複数のボリュームを使用する場合で、あるトポロジーのセグメントで1つのボリュームがすでに作成された後、もう1つのボリュームのために十分な容量が残っていないような場合です。この状況から回復するには、たとえば、容量を増加させたり、すでに作成されたボリュームを削除するなどの手動での対応が必要です。この問題に自動的に対処するためには、まだ[追加の作業](https://github.com/kubernetes/enhancements/pull/1703)が必要となっています。
## ストレージ容量の追跡を有効にする {#enabling-storage-capacity-tracking}
ストレージ容量の追跡は*アルファ機能*であり、`CSIStorageCapacity`[フィーチャーゲート](/ja/docs/reference/command-line-tools-reference/feature-gates/)と`storage.k8s.io/v1alpha1` {{< glossary_tooltip text="API group" term_id="api-group" >}}を有効にした場合にのみ、有効化されます。詳細については、`--feature-gates`および`--runtime-config` [kube-apiserverパラメータ](/docs/reference/command-line-tools-reference/kube-apiserver/)を参照してください。
Kubernetesクラスターがこの機能をサポートしているか簡単に確認するには、以下のコマンドを実行して、CSIStorageCapacityオブジェクトを一覧表示します。
```shell
kubectl get csistoragecapacities --all-namespaces
```
クラスターがCSIStorageCapacityをサポートしていれば、CSIStorageCapacityのリストが表示されるか、次のメッセージが表示されます。
```
No resources found
```
もしサポートされていなければ、代わりに次のエラーが表示されます。
```
error: the server doesn't have a resource type "csistoragecapacities"
```
クラスター内で機能を有効化することに加えて、CSIドライバーもこの機能をサポートしている必要があります。詳細については、各ドライバーのドキュメントを参照してください。
## {{% heading "whatsnext" %}}
- 設計に関するさらなる情報について知るために、[Storage Capacity Constraints for Pod Scheduling KEP](https://github.com/kubernetes/enhancements/blob/master/keps/sig-storage/1472-storage-capacity-tracking/README.md)を読む。
- この機能の今後の開発に関する情報について知るために、[enhancement tracking issue #1472](https://github.com/kubernetes/enhancements/issues/1472)を参照する。
- [Kubernetesのスケジューラー](/ja/docs/concepts/scheduling-eviction/kube-scheduler/)についてもっと学ぶ。
@@ -6,7 +6,6 @@ weight: 30
<!-- overview -->
{{< feature-state for_k8s_version="v1.16" state="beta" >}}
このドキュメントではKubernetesで既存のCSIボリュームの複製についてのコンセプトを説明します。このページを読む前にあらかじめ[ボリューム](/docs/concepts/storage/volumes)についてよく理解していることが望ましいです。
@@ -31,6 +30,7 @@ weight: 30
* 複製は同じストレージクラス内でのみサポートされます。
- 宛先ボリュームは、ソースと同じストレージクラスである必要があります。
- デフォルトのストレージクラスを使用でき、仕様ではstorageClassNameを省略できます。
* 複製は同じVolumeMode設定を使用する2つのボリューム間でのみ実行できます(ブロックモードのボリュームを要求する場合、ソースもブロックモードである必要があります)。
## プロビジョニング